No.26 オクラと豚肉のカレー炒め

暑い夏。カレー粉は料理にアクセントを加え食欲をかき立ててくれます。 カレー粉に含まれている色付けの黄色いスパイス「ターメリック」は日本では「鬱金」(ウコン)の名で知られる漢方薬。 クルクミンという成分が生活習慣病やコレステロール値の抑制、鎮痛などに効能があるといわれてきました。 最近の研究で、認知症の予防、すなわち記憶力と集中力の向上やアルツハイマーの原因成分の発生を抑えられる効果も確認されました。 カレー粉に配合される量は製品によって20~40%。日々の食事の味付けに手軽に取り入れてみましょう。 コショウと違い、最後に振りかけると粉っぽさが残るので調理の途中で使います。 名前の由来が「鬱を払う」なので、昔の人は実験をしなくてもその効果を知っていたのかもしれませんね。
材料:2人分
オクラ 8~10本
豚小間肉 150g
酒 少々
サラダ油 大さじ1
塩 小さじ1/2
にんにく 1かけ(粒が大きい場合は半分)
カレー粉 小さじ1
しょうゆ 小さじ2~

作り方
1、オクラはへたを切り落とし、半分にななめ切りにする。にんにくはみじん切りにする。豚小間肉は酒少々をふる。
2、フライパンにサラダ油とにんにくを入れ、中火にして香りが出るまで炒める。
3、豚肉を入れ、色が変わるまで炒め、オクラを加えて炒める。
4、オクラに油がからんだら、火を弱めてカレー粉と塩で味付けし、水大さじ2(分量外)をいれ、フタをして弱火でオクラが柔らかくなるまで1分くらい蒸し煮にする。
5、フタをとり、味をみて強火にしてしょうゆをまわしかけ、全体にいきわたるように混ぜて火をとめる。
※オクラに加えてナスやパプリカなどの夏野菜を一緒に炒めれば、一層彩りがよくなります。
みわこのまめまめメモ
厳密な話をすると、ターメリックとウコンは同じではありません。
ウコンの種類は多く、そのなかのクルクミン成分の多いもの(秋ウコンなど)がターメリックの原料となります。
ターメリックは古くからアジア各地で生活の中に浸透してきました。化粧品、染料、魔よけまでその用途は多岐にわたります。
インドでは水で練って傷口に塗ったり、ヨーグルトと混ぜて女性のスキンケアに使われていました。
日本では主に沖縄で生薬として珍重されてきました。
色付けとしてはたくあんやマスタードにも欠かせません。
肝細胞を活性化することから二日酔い対策にサプリメントやドリンク飲料が出回っていますが、摂りすぎるとかえって肝機能に負担をかけてしまうことが最近の研究で明らかにされています。肝疾患のある人は要注意です。

片山美和子
調理師・食生活アドバイザー
練馬区認定・食の健康サポーター
練馬区障害学習センター料理教室講師
料理サークル「リコ・ネ・クック」代表
