眠れない高齢者
投稿日:2026.06.29

初診前、他の内科で処方された睡眠薬のデエビゴを服用しても、眠れませんでした。
眠れない高齢者
初診前、他の内科で処方された睡眠薬のデエビゴを服用しても、
眠れませんでした。
「年を取ると、目覚めが早くなる」と言われますが、
高齢者では、6時間睡眠できれば、それほどは問題はないでしょう。
しかし、寝つきが悪く、早い時間に目覚めてしまうのは、
眠りたいと思うご本人にとっては大きなストレスです。
処方の引き算
そこで、内科から処方されていた降圧剤・ラベプラゾール(逆流性食道炎の薬)を漸減、中止しました。
すると、デエビゴだけで眠れるようになり、日常生活に活気も出てきました。
休薬で元気が出てきて、活動量が増えたため、眠れるようになったのかもしれません。
やはり、超高齢者には処方の引き算が重要です。

この記事を書いた人:木村武実(医師)
宮崎医科大学医学部卒業。独立行政法人国立病院機構菊池病院(熊本)元院長。熊本県の認知症中核病院の専門医として、熊本県全域から訪れる多くの認知症患者さんを診療され、平成30年に熊本駅前木もれびの森心療内科精神科を開院。食事・サプリメント指導により患者さんの栄養状態を改善し、お薬の量を最小限にされ、精神面の安定・改善をめざす、栄養療法を主体とした副作用の少ない「やさしい医療」を実践されている。
