読みもの新着順
- ビタミンBと認知症
ビタミンBはTCA(クエン酸)回路を通して、エネルギー産生に密接に関係して、非常に重要な役割を果たしています。血中ビタミンB1濃度が50ng/mL未満は欠乏症ですが、日本人男性の平均値は35.8ng/mL、女性は31.4ng/mLであり、日本人の約7割がB1欠乏状態です。症状として、疲れやすい、だるい、意欲・集中力低下、イライラなどの症状がみられます。(ビタミン,76(7):349- 353,2002)
投稿日:2024.04.05 - 令和6年5月26日(日)セミナー 仙台orオンライン
令和6年5月26日(日)10時~12時 宮城県仙台市 TKPガーデンシティPREMIUM仙台西口にてセミナーを開催いたします。今回、オンライン配信も行いますので遠方の方もご視聴頂けます。皆様のご参加をお待ちしています。
投稿日:2024.03.26 - 睡眠と認知症
40歳以上で、睡眠時間が6時間以下であれば、脳内のアミロイドが約5倍に増え、認知症のリスクが30%増加するといわれています。一方、睡眠時間が9時間以上でも、認知症のリスクになります。すなわち、過眠も治せるものは治療すべきです。 今回は、過眠症に対するLカルニチンの効果についてまとめました。
投稿日:2024.03.06 - 薬の引き算
不安障害の80代女性。初診時、もの忘れ、動悸、めまい、ほてり、発汗、息苦しさ、不安、不眠などと愁訴が多彩でした
投稿日:2024.02.15 - 楽しいこと
アルツハイマー病(AD)の超高齢者家族が「数分前のことまで忘れるようになり、もの忘れがかなり進んだ」と嘆いていらっしゃいました。
投稿日:2024.02.08 - 菅原健介さんインタビュー動画
以前から気になっていた方にお話をお聴きしました。菅原健介さん。
神奈川県藤沢市で「ぐるんとびー」という小規模多機能型居宅介護などの介護サービスをされています。インタビュー動画を4回にわたりご紹介します。投稿日:2024.01.31 - 睡眠時無呼吸症候群(SAS)とうつ・認知症
Aさんは、自殺企図のため入院治療を受け退院しましたが復職できずに当院を受診。
Bさんは、10年間 精神科病院に通院加療されましたが、まだ半日勤務しかできず当院を受診。
Cさんは、5年前から他県の心療内科に通院して、転勤のため当院を受診。投稿日:2024.01.22 - 笠間には食を支える仕組みがあった!
R2年6月に「この笠間で口から食べるを支えたい!」と勝手に決意したものの、何から始めればよいのか、さっぱりわかりませんでした。私自身はVE(嚥下造影)やVF(嚥下内視鏡)といった専門的な検査を日常的に行う耳鼻科医でもなければ、口の中を診る歯科医でもありません。
摂食嚥下関連の本には、食べるという行為を支えるには、多くの診療科や職種が関わらなくてはダメだ、と書いてありました。地域の中で摂食嚥下のサポートチームをつくらなくては、と。投稿日:2023.12.25 - 「口から食べる」を守りたい
「長生きしたいですか?」外来で冗談まじりに尋ねると、答えは百発百中でYes!ではありません。「そんなに長生きしなくていいよ。ほどほどのところで…」こう答える方が一定数いるんですよね。ほどほどってどのくらい?と追及すると、そこはいたって曖昧なのですが(既にほどほどの年齢の方でも、ぜったい「いまでしょ」とはなりません笑)。きっと「体が元気に動くなら長生きも悪くないけれど、介護度が高い状態で長生きして子供に迷惑かけるのも…」などの介護者への遠慮なども入っての結果なのでしょね。
投稿日:2023.12.20