読みもの新着順
- No.14 シーフードのスープカレー
梅雨は夏の開幕前に垂れこめる、蒸し暑い雨のカーテン。暑さが身にこたえる季節を迎えると、スパイスを使った刺激的な料理が食べたくなります。スパイスは古来、食欲増進などの漢方薬として使われてきました。食欲がなくなる蒸し暑い時期にスパイス料理やカレーを食べたくなるのは、健康維持のための身体の要求なのです。身近な混合スパイスの代表格であるカレー粉には、20~30種のスパイスがブレンドされています。
投稿日:2025.06.16 - 認知症いろいろ・「胃ろう」もいろいろ
「胃ろう」という言葉を耳にされたことがある方も多いかと思います。病気や加齢により、口から食事を摂ることが難しくなった方に対して、胃に直接栄養を送るための方法です。その是非については、医療・介護の現場でも議論が続いています。
しかし、私たちが本当に向き合うべきなのは、「その人らしく生きる」という視点ではないでしょうか。投稿日:2025.05.28 - No.13 竹の子つくねの照り焼き
春にしか食べられない鮮烈な味覚。竹の子はそんな野菜の一つです。竹の子にはチロシンというアミノ酸の一種が含まれています。水煮の節についている白い粒状のものがそれです。チロシンはドーパミン、ノルアドレナリンなどの原料となる物質で、脳を活性化させ、やる気や集中力を高めると言われています。不足すると集中力が低下したり、気分が落ち込んだりします。さわやかな歯ごたえとともにいただいて、前向きな気持ちで初夏を迎えましょう。
投稿日:2025.05.15 - 要介護2って軽症?
今日は‘要介護度’について。介護保険制度って耳慣れない言葉のオンパレードで、最初は難しいですよね。外来でご家族に聞いても 「要介護度?えっと…よくわかりません。」という方が結構います。
投稿日:2025.05.13 - 認知症いろいろ・気持ちもいろいろ
デイサービスで働き始めて、もうすぐ一年になります。ここでは、1日10名までのお受け入れ。その分、ひとりひとりと向き合う時間がたっぷりあって、以前よりもぐっと深く関われるようになりました。私は看護師として、薬の知識をもとに認知症と向き合ってきましたが、この一年で学んだのは、薬だけでは足りないということ。 医療と介護、両方の視点があってこそ、支えられる「今」があるのだと実感しています。
投稿日:2025.04.28 - 認知症患者におけるドネペジルの弊害
日本では、1999年にドネペジルが承認されて市販されるようになりました。しかし、期待されたほどの認知機能低下の抑制効果はなく、一方、精神症状・行動障害(BPSD)の悪化が目立ちました。その症例を提示します。
投稿日:2025.04.21 - No.12 作ってみましょう!『おにぎらず』
春爛漫の4月。行楽はもちろん、新たな職場や学び舎に向かうためのお弁当づくりが始まります。そんなお弁当のレパートリーに加えると楽しいのが『おにぎらず』。2015年にユーキャン新語・流行語大賞にノミネートされ話題となりましたが、今や定番のメニューです。海苔で包んだ“にぎらないおにぎり”だから『おにぎらず』。おにぎりよりも具だくさん。サンドイッチ感覚で和風にも洋風にも作ることができ、前の晩の惣菜を包んでも絵になります。
投稿日:2025.04.14 - 認知症いろいろ・暮らし方もいろいろ
若い頃ははやく、親元を離れて「ひとり暮らし」をしたかった。アパートを借りて、家具の配置を考えて、友達も呼んで一緒にご飯を食べたり、何と言っても“自由”!時間も気にする必要もない!ワクワクして希望に満ちていた。
投稿日:2025.04.03 - 令和7年6月15日(日)実践的認知症セミナー 東京 or オンライン
こいけ診療所 院長 小池雅美先生、市川フォレストクリニック 院長 松野晋太郎先生を講師としてお招きし、実践的認知症セミナーを開催いたします。認知症予防をはじめ、医療現場における実例や具体的なアドバイスを分 かりやすくお話いただきます。東京都墨田区の KFC Hall&Roomsの会場のほか、オンライン配信も行いますので遠方の方もご視聴いただけます。介護家族、介護従事者、医師、コ・メディカルの方々など幅広くご参加ください。
投稿日:2025.03.31