No.15 枝豆とチーズの和え物

食卓の夏の風物詩、枝豆には、レシチンという成分が含まれています。レシチンは記憶をつかさどる神経伝達物質アセチルコリンの材料です。アセチルコリンが欠乏すると記憶力の低下や痴呆症状につながるといわれ、アルツハイマー型痴呆で症例が確認されています。レシチンは大豆製品や卵など日常的になじみ深い食材に含まれているので、記憶力や集中力の向上を期待して、こまめに食事に取り入れましょう。
材料:2人分
むき枝豆 70g(さやつき1/2袋分)
クリームチーズ 30~50g
オリーブオイル 小さじ2
ミニトマト 3個
塩、黒コショウ 少々
けずりぶし 適量
作り方
1.枝豆を塩ゆでしてさやをむく。
※塩の量は水1リットルあたり大さじ2強が目安です。
※枝豆のさやの端(枝とのつなぎの部分)を切ってから塩ゆですると、豆に味がしみやすくなります。
2.クリームチーズは枝豆と同じくらいの大きさのコロコロに切る。ミニトマトはヘタをとって半分に切る。
3.枝豆をオリーブオイル、塩、黒コショウで味付けし、さらにクリームチーズ、ミニトマトを加えて和える。
4.器に盛り、けずりぶしを盛る。
みわこのまめまめメモ

枝豆は大豆を青い状態で収穫したものです。野菜に分類され、大豆には少ないビタミ
ンCやβカロテン、葉酸が豊富です。ゆでたものを比較してみましょう。
※資料:文部科学省「食品成分データベース」より、100gあたりの数値。

片山美和子
調理師・食生活アドバイザー
練馬区認定・食の健康サポーター
練馬区障害学習センター料理教室講師
料理サークル「リコ・ネ・クック」代表