ダブルケアラー・ビジネスケアラー交流会に参加してきました

先日、東京都三鷹市の社会福祉法人三鷹市社会福祉協議会が主催される「ダブルケアラー・ビジネスケアラー交流会」に参加してきました。その当事者が集まる会、という印象を持って参加しましたが、実際にはもう少し広がりがありました。当事者の方々だけではなく、遠距離介護をされている方や医学生さんなど、さまざまな背景を持つ方が参加されていました。
ダブルケアラー・ビジネスケアラーとは?
ダブルケアラーとは、「育児」と「親(または親族)の介護」を同時期に抱えている人で、晩婚化や高齢出産の増加により、40〜50代で直面するケースが増えていると言われています。
一方、ビジネスケアラーは、仕事を続けながら家族の介護を担う人のことです。
日本の少子高齢化に伴い、中核となる45歳以上の従業員が介護離職の危機に瀕する「2025年問題」を背景に、企業にとっても重大なリスクと課題になっていると言われています。
皆さんはご存じでしたでしょうか。
ただ今回の交流会では、「ダブルケア」や「ビジネスケア」という枠を超えて、
“ケアに関わる人”がゆるやかにつながる場、という印象を受けました。
参加させていただいた交流会のチラシです(これから開催予定のものではありません)

ミニ講座
会の前半は一般社団法人多世代のいえ 代表理事で医師の野村賢一郎先生より、「本人らしく最期まで暮らすための選択肢 〜在宅医療10年の経験から〜」をテーマにお話しいただきました。
大切な人がもしもの時に備えて、
どのような最期を迎えたいか。
どのような医療を望むか。
いわゆる「人生会議(ACP)」の重要性についても触れられました。参加者に「あなたらならどうしますか」と語りかけられ、考えさせられました。
元気なうちに話し合っておくことの大切さは理解していても、なかなか難しいところもあります。自分自身も親とこの話題を無意識に避けていたので、思い切って話題にするきっかけになればと思いました。

交流の時間
講座の後は交流タイム。
最初に、みたかコミュニティ・コーヒーマスターのメンバーより、とても美味しいコーヒーが参加者にふるまわれ、ほっと一息、リラックスできました。
そして全員で自己紹介。一人ひとりが、ゆっくりとご自身の状況や思いを語られました。
続いて少人数のグループに分かれ、それぞれ置かれているご自身の状況を語り合いました。私が参加したグループでは遠距離介護や仕事の両立についてのお話などがありました。また、大きな笑い声がもれたりお時間が足りなそうなグループの方たちもちらほら見受けられました。
私も、参加者に交じり親のことを話させてもらいました。人に話すことで気持ちが少し軽くなるということを改めて実感することができました。
参加して感じたこと
いま当事者である人も、
これから向き合うかもしれない人も、
・一人で抱え込まないこと
・早めに情報を知ること
・話せる場を持つこと
その大切さを改めて感じた時間でした。
皆様の地域でもこうしたコミュニティーが開催されているかもしれません。よろしければ、地域の自治体や社会福祉協議会などに問い合わせてみてはいかがでしょうか。

右:本イベントのご担当 三鷹市社会福祉協議会 堀江美由紀さん
左:会場となった「あゆみん家」 代表 廣澤竜騎さん
