高齢者には引き算医療

投稿日:2026.01.09

高齢者の方は、合併症のために、内科だけでなく、いろいろな科を受診されます。そこで、「だるさ」「眠れない」「夜間頻尿」「痛み」「痒み」「めまい」「耳鳴り」「食欲低下」「便秘」などの訴えがあると、処方薬が雪だるま式に増えてしまい・・・

もくじ
できるだけ処方薬は5種以下に
不安障害の超高齢男性

できるだけ処方薬は5種以下に

高齢者の方は、合併症のために、内科だけでなく、いろいろな科を受診されます。

そこで、「だるさ」「眠れない」「夜間頻尿」「痛み」「痒み」「めまい」「耳鳴り」「食欲低下」「便秘」などの訴えがあると、処方薬が雪だるま式に増えてしまい、多い人は15種以上になる方もいらっしゃいます。

処方薬は6種類以上だと、認知機能低下が起こるといわれていますので、できるだけ処方薬を5種以下にとどめる必要があります。

不安障害の超高齢男性

初診時、不安感が強く、不眠で活気がありませんでした。お薬手帳をもとに、ガランタミン(抗認知症薬)、アムロジピン(降圧剤)、エソメプラゾール(逆流性食道炎の薬)、デエビゴ(睡眠薬)を漸減・中止しました。

そして、抗不安薬のロフラゼプ酸エチル0.25㎎を処方して、フェルガード100Mを摂取してもらったところ、夜間良眠で元気になられました。

高齢者では、やはり引き算医療を行い、処方数をできるだけ少なくすることが重要です。その際、フェルガード使用は、減薬を非常にスムーズに進めることができるので、重宝します。

あわせて読みたい
MCIへのフェルガードの効果
日本高血圧学会の治療指針に対する疑義
笑いの効果⁈
認知症患者におけるドネペジルの弊害
薬物に頼らない不眠対策
睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome: SAS)
もの忘れが進行しない人たち
みなさまの声を募集しています。

えんがわでは、認知症のご家庭の皆さまと、
認知症に向き合う高い志をもった
医療関係者と介護関係者をつなぎます。
認知症に関するお悩み、みんなで考えていきたいこと、
どんどんご意見をお聴かせ下さい。