プロのお仕事

今日はゆるーい内容です。週末の朝にとつぜんパソコンのマウスが言うことを聞いてくれなくなりました。
パソコンのトラブル
週末の朝にとつぜんパソコンのマウスが言うことを
聞いてくれなくなりました。
電池をかえてもダメ。
他のマウスと交換してもダメ。
トラブルに備えて主に使うパソコンは2台体制にしていますが、
よりによって今回は2つとも同時にダメになるという。
おまけに1台のパソコンにいたっては、
数日前からメールも受信できなくなっていたのです。
仕事で毎日がっつりパソコンを使うので、
来週からどうしよう…と困ってしまい。
‘ココナラ’という会社のサービスをお願いしました。
いろいろな分野の専門知識や技術をもつ個人が登録し、
単発でサービスを提供するのを仲介するサイトです。
申し込んで10分後には遠隔サポートを開始。
2時間かかりましたが、
無事に2台とも使える状態に復帰した時の安堵感♪
価格以上の価値がありました。
週末にも関わらずすばやく問題解決して頂いたプロの知識に感謝!
専門用語をわかりやすい言葉で説明
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●専門用語をわかりやすい言葉で説明
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トラブルが起きた時にとりあえず検索します。
今回なら
「マウス きかない」
そういう時はまずこれを試しましょうという説明が出てきます。
単純なトラブルならこれで解決することもありとてもありがたい。
でも
少し複雑な問題になるとすぐにお手上げに。
解決方法の説明にちょいちょい専門用語が出て用語の理解が追いつかない。
そういう時にはやはり‘手とり足とり’で教えてもらいたいのです。
今回は
リモート操作も使って一つずつステップを踏んで解決して頂きました。
クリックして進める作業も専門用語はあまり出さずに
「次に隣りの黄色い四角をクリックして下さい。」
ととにかくわかりやすかった。
一つの会話の中に知らない単語がいくつも出てくると頭がフリーズしがち。
自分も診察では気をつけよ…と思いました。
感銘を受けたのは・・・
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●将来的に起こりうるリスクについても、
説明し相談に乗る
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やっぱりプロだな…と感銘を受けたのがこちらです。
とりあえずの作業で、
パソコンもマウスも使えるようになりました。
素人は
目の前で見えていることしかわかりませんから
「なおってよかった♪」もう一件落着な気分になるわけです。
しかし担当者の方は
「とりあえず今回は使える形にしています。
しかし現状の設定は、あまり推奨されていない形式になっているんです。
このままだと将来的にまたトラブルが起こるリスクがあります。
時間が許すなら、今回2台ともなおしておいた方が安心だと思います。」
という提案が。
パソコントラブルはストレスとハラハラが半端ではないので、
ぜひ!とお願いしました。
当然ですが素人とプロでは、同じ事象を見ても、
見えている景色が違います。
私が大変!と思っていることとプロがこちらの方が重要と、
判断するポイントが違ったのです。
自分もこういう仕事の仕方をしたいなーと、
あらためて思いました。
本当のプロ
患者さんは
「とりあえず咳をなんとかして。」
「血圧を下げた薬を飲んだ方がいいのでは。」
目に見える症状や数値を基準にして受診します。
それでは
鎮咳薬を出します。
降圧剤を出しますね。
とりあえず
本人のニーズには表面上は満たしている。
でも
これだけでは本人の幸せにつながらないことも。
同じかぜ症状でも短期間でくり返しかかっているなら。
心身のストレスはないか。
腸の状態がよくないのでは。
甲状腺機能が低下していないか。
過去にかかった疾患を見ているだけで、
根本的に解決すべき問題が見えることがあって。
余計なお世話を承知で通りいっぺんの診察から一歩踏み込んでみる。
「こういう症状もない?」
「この検査をしておいた方がいいですよ。」
本人も気づいていない健康上の課題を明らかにする。
それができるのが本当のプロなのかもしれません。
たとえば
甲状腺機能が低下すると体全体のエネルギーが低下し
少し疲れるとすぐに風邪をひくし一度かかると長びきやすい。
日ごろから
寒がりじゃない?
疲れやすくない?
便秘はない?
しばしば頭痛がない?
手足がむくんでいない?
生理不順じゃない?
こちらが聞けば
「そうなんです!!!実はそれでずっと悩んでいて…」
と別の相談になることも意外とあり。
患者さんも
「このことはどの科で相談すればいいかわからないし。」
と半分あきらめながら課題を抱えていることがよくあります。
ずっとずっと勉強ですね。
※本記事は白土綾佳先生のメルマガ配信の過去の内容を一部構成し直したものです。メルマガ(無料)のお申込みはこちらから

自治医科大学医学部卒業後、茨城県の地域医療に従事され、平成29年にあやか内科クリニックを開院。大病院に紹介しても症状が改善しない患者さん、介護で疲れ切った家族を笑顔にしたいという思いで、公立病院勤務中にコウノメソッドを開始し、劇的に改善する患者さんを見て、この方法を全国に広げるための活動をはじめられる。「認知症にならない」予防と「認知症になっても大丈夫」な診療・環境づくりの両輪が整う社会を目指されている。