迷ったら〇〇人に聴け

健康法って本当にいろいろですよね。最近はネットでも情報を得られるので。あれこれあれこれ調べても人によって言うことがみんな違って。
健康法の正解
健康法って本当にいろいろですよね。
最近はネットでも情報を得られるので。
あれこれあれこれ調べても人によって言うことがみんな違って。
結局なにが正解なんかーーーーい!
とかえって混乱したり。
実は…
医療者であったとしても
全ての正解を知っているわけじゃありません。
現代わかっているところではこうなんじゃないかな…
ということを、さも絶対的な正解のように
語っていることも( ´艸`)
だから
いま医者が偉そうに言っていることも
5年後には違っていた!
そんなの不思議ではありません。
自分の体の声を聴く
じゃあどうすればいいの?
迷った時の私の対処法は2つ。
1つ目は…
/
自分の体の声を聴く。
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2つの選択肢があった時。
生活習慣レベルなら、両方とも自分で試してみる。
そして自分の体調がよい方を選択する。
身近な家族や外来の患者さんの生の声も
参考にさせてもらいますが。
人はそれぞれ遺伝的な体質が異なります。
あっている健康法も人それぞれだったり。
自分の体のことは自分に聴くのが
一番正確かな‥と。
〇〇人に聴く
そしてもう1つが。
/
原始人は
どうしていただろう?
\
ちょっと馬鹿っぽい?笑笑笑
でもいいの。
これも案外正確だと思っています。
人類の歴史は200万年。
農耕が始まって1万年。
現代的な生活になってせいぜい100年。
私たちは自分では‘現代人です’と思っていても。
体そのものは原始人としての特徴がほとんどなんです。
200万年と100年だもの。
重みが違います。
具体的には…
眠れない眠れないと言う患者さんが沢山います。
でも人はなぜ夜に眠くなるのか?
朝7時に外に出てお日様の光を浴びると
目の奥でセロトニンがつくられ始めます。
そこから15-16時間たったところで
このセロトニンからメラトニンが作られる。
メラトニンは、自然な眠気をおこす成分。
夜10時頃に自然と眠くなるというわけ。
日没後のうすぼんやりと暗い環境も眠くなる方に
背中を押してくれます。
しかしながら現代人は、
照明やスマホなんてものを発明してしまったので。
夜中までスマホをいじり、
朝も遮光カーテンでお日様を浴びない生活。
これでは夜になっても眠くならないですよね。
原始人先生の教えに従い
朝起きたらとりあえず日の光を浴びる!
夜はなるべく薄暗くして明るい光を浴びない。
これが眠剤に頼らずにすやすや眠るための
‘正解’なんです。
原始人にならうと言っても洞窟に住もうとか車に乗るなとか
そういう話ではありません。
いまの私たちの
不調の‘どこに’生物としての人間の体調を
崩させている要素があるんだろう?
そう考えて、
調整するのに役立てる。
そんな感じです。

いま睡眠のことも勉強していますが。
睡眠も本当に本当に奥が深くておもしろいです。
この辺りもまたシェアしますね。
※本記事は白土綾佳先生のメルマガ配信の過去の内容を一部構成し直したものです。メルマガ(無料)のお申込みはこちらから

自治医科大学医学部卒業後、茨城県の地域医療に従事され、平成29年にあやか内科クリニックを開院。大病院に紹介しても症状が改善しない患者さん、介護で疲れ切った家族を笑顔にしたいという思いで、公立病院勤務中にコウノメソッドを開始し、劇的に改善する患者さんを見て、この方法を全国に広げるための活動をはじめられる。「認知症にならない」予防と「認知症になっても大丈夫」な診療・環境づくりの両輪が整う社会を目指されている。
